雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

2023年の省察と、2024年の指針

2023年が終わった。コロナ禍は継続中、次々と変異株が生まれて終息の気配は見えない(マスク生活継続中)。2022年に始まったロシアによるウクライナ侵攻が続く中、2023年にはイスラエルハマスの紛争が発生。ウクライナでもガザ地区でも、多くの人々が苦しみ、飢え、死んでいく様子は、見たくなくても見続けなければならない現実。世界のどこかで発生した出来事は、いつかきっと私の身にも降りかかるだろうから。国内でも円安が進み、物価高は止まらず、楽観できる未来は残念ながら見当たらない。

 

昨年は腰痛と付き合い(5月から半年以上整体院に通い続けたが一進一退。結局は運動不足が良くないのだろう)、四十肩にも苦しめられ、体調的には老いを感じるばかりで悲しい限り。従姉妹が亡くなったり、大学のゼミの教授の訃報に接して落ち込んだこともあった。昨年1月末の大雪で公共交通機関が全てストップしたときに遭難しそうになりながら歩いて帰ったときは文字通り死にそうになったが、一方で火事場のクソ力というか、なりふり構わず頑張れば何とかなるものだという実感も味わえた。

 

良かったのは、屋久島旅行。コロナ禍で我慢していたが、ようやく家族で初めて飛行機に乗っての旅行。現地に行かないとできない体験はやっぱりあるし、自然の中で過ごす時間は贅沢なものだと再認識。また計画してみよう。長男は春から学童保育を止めて塾に通いだし、頑張って勉強しているようだ。野球との両立は難しいかもしれないが。

 

一年前に立てた目標はどうだったろうか。「家族旅行」は達成、「腰痛改善」は道半ば(少しはましになったかな)、「睡眠負債」は解消できず(スプラ3やり過ぎ)、「サウナ」は良い感じで継続。しかし、「自分の閑暇な生活を確保する」という最大の目標に対しては、十分な努力が出来なかったかな(とりあえずは早く仕事を辞めたい・・・)。

 

続いて昨年読んだ本(小説、ノンフィクション、漫画)で印象に残った作品をそれぞれ上位3点。小説はアンディ・ウィアーの「プロジェクト・ヘイル・メアリー」伊坂幸太郎の「陽気なギャング」三部作呉勝浩の「爆弾」。ノンフィクションは上出遼平「ハイパーハードボイルドグルメリポート」市橋伯一「増えるものたちの進化生物学」筧裕介「認知症世界の歩き方」。漫画は南勝久「ザ・ファブル」中沢 啓治「はだしのゲン」白土三平の「定本シートン動物記」シリーズ。読書はある程度の時間を取られるが、だからこそ良い読書体験は満ち足りた時間を自分に与えてくれるので、そこに投資する効果は高いと実感。部屋の中にある積読を、少しでも減らしていかなければ・・・。

 

次に鑑賞した映画(テレビドラマ含む)から上位3点。「VIVANT」、「グリーンブック」、「エクストリーム・ジョブ」。そして映画でもドラマでもないけれど、テレビに釘付けになったのはWBCで、特に準決勝の日本-メキシコ戦は感動的だった。

 

音楽は懐古趣味が深刻な状況に陥り、古い曲ばかり聴いている(演歌にも手を出す)。このサブスク時代にベスト盤を作るという行為に何の意味があるのだろうか・・・と思いつつも、案外楽しいので止められない。

 

次に去年購入して良かったものは、・・・あまりないかもしれない。パソコンや電子レンジは買い替えたが、単に必要に迫られて購入したもので、それほど劇的に便利になったとまでは思えず。なお昨年の投資状況は、つみたてNISAを始めてみたところ、まあ、投資環境が良かったので放置するだけで値上がりしたのは幸いだった(継続中)。

 

さて、2024年が始まったが、初日の元旦から石川県能登半島で大きな地震が起きて驚いた。過疎地域は家屋もインフラも弱いので、復興には時間がかかるだろう。この寒い中、「日常」が失われることがどれほど切実なことか、思いを巡らす。戦争、内戦、地震というニュースに日々接しながら、「ふつうの暮らし」ということがどれだけ有難いものか、忘れないでおきたい。自分にできる範囲でできることをして、少しでも良い社会をつくり、自分自身より良く生きる、という当たり前のことをする。昨年も書いたが、「朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る」、そんな一日を過ごしていきたい。

 

今年も当面の敵は腰痛であり、座る時間を短くすることと、運動習慣をつけることに取り組む。具体的な策として、スプラ3に費やす時間を別のゲームに移転できないか模索中。これまではスマホゲームには興味なかったが、友人から紹介された「信長の野望 出陣」を遊びだしたところ、はまる予感がする。またサウナ通いも定期的に楽しみ、心身のメンテを行う。また家族旅行も計画しよう。

 

今年も(今年こそ)、良い一年でありますように。

 

 

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