雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

2022年の省察と、2023年の指針

2022年が終わった。コロナ禍はまだ続いており、変異株が次々に生まれて終息の気配が見えない。ロシアがウクライナに攻め込むという暴挙が起こり、世界はただいま戦時中だ。円安が進み、物価高は止まらない。世界は絶望ばかりが進展していくようにも見える。

 

自分自身を振り返っても、財布を落としたり、ICOCAを落としたり、クレジットカード不正利用の被害を受けたり、松葉杖生活を送ったり、まあ、色々悲惨なこともあったのだが、とりあえず私は今日も生きている。

 

夏にコロナウィルス(オミクロン株)に感染し、10日間の隔離生活を送ることになったが、その後無事に回復した。感染発覚時の絶望感を思い返すが、あのとき、家族や職場の皆に支えてもらったことにはもう感謝しかない。また今から振り返れば、あのような「何もしない生活」はものすごい贅沢な時間の使い方だったように思う。幸い、家族には伝染しなかったようで、皆で元気に新年を迎えられた。今年も一年、家族が健康でいられたことに感謝したい(私の腰痛は相変わらずだが・・・)。

 

嬉しかったのは、スプラトゥーン3が発売されたこと、そしてハンターハンターが再開されたこと。多くのサウナに出かけられたし、岐阜旅行も鳥取旅行も楽しかったな。何度も星空観察に出かけたのは新鮮で素敵な時間だった。長男は春から地域の少年野球団に加入し、毎週元気に野球に頑張っている。彼の希望を叶えられたことは、昨年中最も良い決断だったと思う。仕事では初めてリーダー職を任され、大変忙しかったし色々と苦しい経験も味わったが、案外楽しいことも体験できたと思う。

 

一年前に立てた目標はどうだったろうか。「飛行機で旅行」は叶えられなかったし、FIREもまだまだ(早く辞めたい)。「腰痛対策」も「睡眠負債を貯めない」も守れなかったな・・・。「歯磨きを丁寧に」、これは達成できたと思う。先日も歯科衛生士さんから褒められたし。

 

続いて昨年読んだ本から上位5点。「人生の短さについて」、アンダース・ハンセンの「スマホ脳」と「一流の頭脳」は2冊セットで、続いて「我が友、スミス」、「塞王の楯」、「すばらしい人体―あなたの体をめぐる知的冒険」。そして次点が「世界のシェー」。一昨年は兼好法師徒然草が一位で昨年はセネカが一位か。古典が読めるとという奇跡を堪能している。なお特別枠は当然「HUNTER×HUNTER第37巻」。まさか続きが読めるとは思わず、もう諦めていたので本当に驚いたし、嬉しかった。

 

次に鑑賞した映画(テレビドラマ含む)から上位5点。「鎌倉殿の13人」、「タクシー運転手 約束は海を越えて」、「ジョジョ・ラビット」、「ペンギンズ」、「スウィング・キッズ」。大河ドラマが二年連続の大当たり。一昨年の「青天を衝け」も良かったが、鎌倉殿の13人も文句なし。何度も「すげえな・・・」と呟きながら鑑賞した。この一年間、毎週日曜日が楽しみだったのは三谷幸喜氏のおかげである。

 

次に音楽だが、昨年はthe Beatlesをはじめ、色んな歌手のベスト盤を作ったのが楽しかった(ものすごい時間をとられるけれど)。

 

次に去年購入して良かったものは、「スプラトゥーン3」。・・・以上。ちなみに去年の投資行動だが、円安とNISAの制度改正に心を動かされ、嵐は収まっていない様子だがまた投資を再開することとした。さあ、どうなるかな。

 

さて、今年はどんな一年になるだろう。コロナ禍にはどうにか早く終息してほしいが、まだ続くのだろうか。インフレもまだまだ終わる気がしないが、ウクライナとロシアの戦争は一刻も早く終わってほしい。決して楽観視できない環境下で、個人としてどう生きるべきか。自分の心の中の「好き」とか「楽しい」とか「面白い」を大切に育てていきたい。朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る、そんな一日を過ごせたら良いのだが。

 

セネカはこう言う。「人生がいかに短いもので、にもかかわらず、私たちがいかに人生を他人のために費やして(他人に奪われて)いるか。閑暇な生活に入り、自分の人生と向き合い、故人の英知と生き方に学ぶべきである。」そう、残された時間は短い。自分の人生を取り戻さなくてはいけない。

 

運動習慣をつけて腰痛を改善し、睡眠負債を貯めないこと。自分が大切だと思う人が少しでも幸せに感じられるよう、できる限りのことをすること。今年こそ、家族で3泊4日くらいの旅行に出かけよう。サウナは行った回数ではなく、心からリラックスできる環境を求めに行くこと。投資は細々と継続し、突然の波に一喜一憂しないこと。