雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

インフルエンザ

子どもがインフルエンザにかかり、40度近い発熱。すぐに病院で薬を処方してもらい、回復していくが、一週間通学禁止。夫婦で交互に在宅勤務をしてしのぎ、子ども部屋でおとなしく隔離生活を過ごしてもらったおかげで夫婦共に(奇跡的に)感染を免れる。コロナの経験が役に立ったのかなと振り返りつつ、長男が通学できるようになったと思ったら今度は学級閉鎖。よほど蔓延していたということなのだろうが、テレワークもあまり続くと結構しんどいもので、きつい2週間だった。

 

徳永英明

ALL TIME BEST Presence

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VOCALIST (通常盤)

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女性の歌限定のカバー集vocalistシリーズは1から6まであって、曲については人によって好みは分かれるだろうが、全般的に徳永英明の魅力をプロデューサー坂本昌之氏が上手く引き出していたと思う。

 

 

グラスホッパー、マリアビートル、AX、777

 

 

 

 

 

 

伊坂幸太郎の「殺し屋」シリーズ4部作。シリーズではあるが、それぞれ個々に読んでも十分楽しめる*1

 

好みの順に並べるなら、甲乙つけがたいが、777→AX→マリアビートル→グラスホッパーとなるだろうか。特にマリアビートルと777は、主人公の天道虫が最高に(最低に)不運の持ち主であることが、殺し屋という設定とあいまってエンターテインメント性を高めているのだろう。それと私は伊坂氏の書く雑談・おしゃべりが好きなので、どの作品を見ても楽しめる(マリアビートルの蜜柑と檸檬は素晴らしいコンビだった)。これほど面白い作品をいくつも書けるなんて、やはり伊坂幸太郎はすごい。

*1:私が実際に読んだ順番はマリアビートル→グラスホッパー→777→AXの順番だったが、なんら問題なく読み進められる。

週末の縄文人

 

週末の縄文人

週末の縄文人

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週末縄文人著。ものすごく面白い。自ら縄文時代に戻って土器から竪穴式住居まで作ってみよう、という発想が素晴らしい。そして数々の失敗を乗り越えるふたりの友情は更に素晴らしい。読書を通じて、人間が文明を発展させてきた長い歴史を追体験できる(これを自分でやるのはものすごく大変で骨が折れることだろう)。

 

火を起こすことひとつをとっても、ライターやマッチや虫眼鏡が無ければ私にはできない。それを著者はいちから全部自分たちでやってみる。何度も何度も失敗しながら工夫して、ついに成功した時の様子は感動的である。その他にも、縄、斧、土器など、歴史の授業で資料集でしか見ないような(現代から見ると大したことなさそうな)原始的な道具類が、いかに長い歴史をかけて知恵と工夫により生み出されたか、ということが想像できた。

 

特に印象に残ったのは竪穴式住居づくりで、家を作るということの大変さ、できあがったときの喜び、そこで暮らすことの幸福感が伝わってきた。もともとは著者はyoutubeで動画配信をしてきたようで、読後に動画も観てみたところ、どれも大変面白かった。

 


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毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集

 

 

 

枡野浩一著。たった31音の句なのに、どうしてここまで心を揺さぶられるのだろう。それはきっと、何かしら読み手の枡野さんと私との間で共有できる悲しみや喜びがあるからで、それぞれ個々の人生を送りながらも共通点があることの奇跡。355首の収録作から、特に印象に残ったのは次の10首。

 

  • 振り上げた握りこぶしはグーのまま振り上げておけ 相手はパーだ
  • 野茂がもし世界のNOMOになろうとも君や私の手柄ではない
  • 絶倫のバイセクシャルに変身し全人類と愛し合いたい
  • 泣くな泣くな泣くな桝野 それなりに転がる夜もあったじゃないか
  • 気をつけていってらっしゃい 行きよりも明るい帰路になりますように
  • 飛べ!愛と勇気だけしか友達がいないアンパンマンの孤独よ
  • この街を出ていく人の行く手にも 静かに雨が降るとの予報
  • そうじゃない 二度と会わない人にこそ「じゃあまたね」って軽く言うんだ
  • あやまちを重ねて命あることの奇跡のきょうを生きますように
  • 消えるから炎 やまない雨はなく いつか必ず死ぬから命

 

 

谷村新司

 

 

昨年10月に亡くなられた谷村新司さん。歌い終わったときの笑顔が好きだったな。アリス時代も含めて、素敵な曲が多かった。

 

 


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成瀬は天下を取りにいく

 

 

宮島未奈著。あっさりと読みやすく、何より主人公成瀬あかりが魅力的。著者は本作がデビュー作のようだが、続編も作成されているようなので続きが楽しみ。