雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ルーブル美術館

全て見るには3日あっても足りない、などと評されているらしいが、素人にとって は、まあどうでもいい話だ。なぜなら、巨大美術館はとても疲れるのだ。一日中見 て回るにはよほどの体力と芸術への強い好奇心が必要であって、以前プラド美 術館へ行った時と同…

まだ続くのか仏蘭西紀行・6

TBS系列の番組「世界遺産」を見て、また書く気になった。時間は大分経ってしまったけれど、思い出すことにも意義はある、と思いたい。

年金

年金の厄介なところは、これが個人の老後に備える貯蓄であると同時に、世代 間扶助とも位置づけられていることだ。今回の未納問題で分かったことは、世代 間扶助の達成は、無理だということか。年寄りなんて、きっとどうでもいいんだ。 若者が近視眼的に考え…

責任について

以前、極東ブログで一喝されたことがあるが、懲りずに(反省はしたつもり) 述べる。人間には時間を戻すことはできない。よって、一度起きてしまった出 来事を取り消す、という意味の「責任」は取りようがない。懲役や死刑や賠償は 責任の代替に過ぎない。責…

方法序説 デカルト

でもこれは、自分より完成度の高い性質については言えない。それを無から作り出すことは、明らかに不可能なことだ。そして、より完璧なものが、完成度の低いものの結果であり、したがってその従属物だというのは、それが無からでてきたというのと同じくらい…

景観その2

巴里の街並みに関して、具体的な話も少しだけ。 ■新凱旋門(Grand Arch) パリの街並み、といえば「古くて大きな建物群に囲まれた、細い通りにひしめく 喫茶店・・・」という印象しか抱いていなかったのだが、現地について疑問に思った のが、新しい現代的建…