雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

一流の頭脳

一流の頭脳 作者:アンダース・ハンセン サンマーク出版 Amazon アンデシュ・ハンセン著。「スマホ脳」が面白かったので、続けて読んでみた。脳を鍛え、休ませ、栄養を与えるには有酸素運動をするのが良い、という非常にシンプルなメッセージを様々な観点から…

奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業

奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために 作者:荻野 弘之,かおり&ゆかり ダイヤモンド社 Amazon 荻野 弘之著。マルクス・アウレリウスを読み、セネカを読んだ後のエピクテトス。ストア派の本はしっくりくる。 世…

HUNTER×HUNTER (37)

HUNTER×HUNTER モノクロ版 37 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:冨樫義博 集英社 Amazon 生きていれば、良いこともある。約4年振りの新刊だ。こうして第37巻を読める日が来るとは・・・。ハンターハンターの新刊を読むたびにいつも思いだすのが、はてブの…

人生の短さについて

人生の短さについて 他2篇 (光文社古典新訳文庫) 作者:セネカ 光文社 Amazon セネカ著、中澤務訳。大切な本と出会えた。これからも繰り返し読みたい、と思える本に出会えたこと、そしてそれが2000年前に書かれた本であるということは、私にとって非常に運命…

HUNTER×HUNTER連載再開

『HUNTER×HUNTER』37巻(冨樫義博・著/定価528円(税込))の発売が11月4日(金)に決定しました。 — 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) 2022年9月19日 ときて、 「週刊少年ジャンプ」2022年47号(10月24日発売)にて『HUNTER×HUNTER』(冨樫義博・著)…

ミトンとふびん

ミトンとふびん 作者:吉本ばなな 新潮社 Amazon 吉本ばなな著。人生における、「当たり前」なるものの有難さ、かけがえのなさを様々な場所から描いた短編集。特に気に入ったのは、書名と同じタイトル「ミトンとふびん」。しみじみとした。

恒子の昭和

恒子の昭和: 日本初の女性報道写真家が撮影した人と出来事 作者:笹本 恒子 小学館 Amazon 笹本恒子の写真集。本書に写る昭和の日本人は、照れも媚びも見られず、といって笑うでもなくピースを見せるでもなく、男も女もどこか堂々としており、格好いいと感じ…

岩合光昭の世界ネコ歩き

岩合光昭の世界ネコ歩き 作者:岩合 光昭 クレヴィス Amazon 岩合光昭の世界ネコ歩き2 作者:岩合光昭 クレヴィス Amazon 岩合光昭さんの世界ネコ写真集。旅気分、でも映っているのはネコばかり。どのネコもかわいい。

頭の中身が漏れ出る日々

頭の中身が漏れ出る日々 (PHP文芸文庫) 作者:北大路 公子 PHP研究所 Amazon 北大路公子著。『生きていてもいいかしら日記』が面白かったので続けて読んでみた。面白くて、かつ記憶に残らないところが素晴らしい。

沈まぬ太陽(1)~(5)

沈まぬ太陽(一) -アフリカ篇・上-(新潮文庫) 作者:山崎 豊子 新潮社 Amazon 山崎豊子著。今日で日本航空123便墜落事故から37年。本書はこの事故を元にして書かれたものだが、とにかく長かった。物語上重要でもなく、かつ伏線にもなっていない場面が多…

夜が明ける

夜が明ける 作者:西加奈子 新潮社 Amazon 西加奈子著。人が生きていくことの難しさと、それでも懸命に生きていく姿を描く。皆が成功するわけではないし、皆が強く生きられるわけでもない。むしろ、人生はうまくいかないことばかりだし、どうすれば良いのかも…

我が友、スミス

我が友、スミス 作者:石田 夏穂 集英社 Amazon 石田 夏穂著。読後、爽やかな気持ちでスクワットがしたくなる。しかし本書は、身体を鍛えることの素晴らしさや効能を描いた作品、ではない。それよりも、自分自身を誰かの物差しで評価されたり、他人が決めたル…

ローマの哲人 セネカの言葉

ローマの哲人 セネカの言葉 (講談社学術文庫) 作者:中野孝次 講談社 Amazon 中野孝次著。「すらすら読める徒然草」の中で、著者が兼好と並んでセネカを愛読していると知り、本書を手に取ってみた。印象に残った言葉を抜粋してメモしておく。 自分の権能外の…

塞王の楯

塞王の楯 (集英社文芸単行本) 作者:今村翔吾 集英社 Amazon 今村 翔吾著。前作「じんかん」と比べて、全てを描き切った傑作だと思う。同年に直木賞を取った米澤穂信氏の「黒牢城」よりも私はこちらの作品の方が好み。 石垣を用いて最強の楯を作る穴太衆と、…

母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

母親からの小包はなぜこんなにダサいのか 作者:原田ひ香 中央公論新社 Amazon 原田ひ香著。誰かの書評を見て、長いタイトルだなと思いながら手に取ってみたが、特に感想なし。登場人物があまりに自己中心過ぎる(相手のことを慮ることの少なさ)ところに引い…

世界のシェー

世界のシェー (よりみちパン!セ) 作者:平沼 正弘 理論社 Amazon 平沼 正弘著。世界中をまわり、現地の人に「シェー」のポーズをとってもらう、ただそれだけの写真集。ばかばかしい、のかもしれないが、にもかかわらずこの感動は一体何なのだろう。赤塚不二夫…

目でみることば

目でみることば 作者:おかべ たかし 東京書籍 Amazon 「阿漕な商売」とか「折り紙つき」とか、日常の言葉として使っているものの、その語源を知ってみるとなかなかに新鮮だった。とはいえ、本書は語源辞典ではなく写真集。「灯台もと暗し」など、考え抜かれ…

だらだら動物図鑑

だらだら動物図鑑 エクスナレッジ Amazon 他の動物もあくびするんだな。来世はナマケモノになりたい。

黒牢城

黒牢城 (角川書店単行本) 作者:米澤 穂信 KADOKAWA Amazon 米澤穂信著。有岡城を舞台に、荒木村重と黒田官兵衛が対話で繰り広げる戦国ミステリー。直木賞受賞ということで読んでみたが・・・、ちょっと籠城の展開と各事件との組み合わせに無理があるような。…

スマホ脳

スマホ脳(新潮新書) 作者:アンデシュ・ハンセン 新潮社 Amazon アンデシュ・ハンセン著。絶え間ない情報の刺激によってスマートフォンから離れられず、膨大な時間を注ぎ込んでしまうことで、思考力(集中力)が低下し、運動量が落ちて、不安をもたらす。人…

生きていてもいいかしら日記

生きていてもいいかしら日記 (PHP文芸文庫) 作者:北大路 公子 PHP研究所 Amazon 北大路公子著。良い読書体験だった(ただ、本書の内容については何も覚えていないのだが)。 とにかく面白かった。肩の力の抜けた(抜けきった)文体で、悪意もなく、毒気もな…

傘のさし方がわからない

傘のさし方がわからない【電子特典付】 (コルク) 作者:岸田奈美 コルク Amazon 岸田奈美著。「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」、「もうあかんわ日記」に続く三冊目(三部作?)。書籍化される前にネットで読んだ「全財産を使って外車…

マルクス・アウレリウス『自省録』 (100分 de 名著)

マルクス・アウレリウス『自省録』 2019年4月 (100分 de 名著) NHK出版 Amazon 岸見 一郎著。マルクス・アウレリウスの思想(のさわり)を紹介する本。ただ、著者は自分(とアドラー)のことを語り過ぎだろう。もっとアウレリウスの考えを中心にしてほしかっ…

センゴク権兵衛、最終回

ヤンマガwebで全シリーズ一気読み(毎日5巻ずつ)という企画があったので、ここ数日間ずっとセンゴク漬けだった。やはり改易後のどん底高野山編と、小田原城早川虎口攻めについては歴史漫画史上に残る傑作と思う。本日発売のヤングマガジンで遂に最終回。ず…

老いる意味

老いる意味 うつ、勇気、夢 (中公新書ラクレ) 作者:森村誠一 中央公論新社 Amazon 森村誠一著。88歳の著者が老いることの意味を考え、実際にどのように日々暮らしているかを記すエッセイ。あくまでサンプル数N=1なので、これだけで老いを理解しようとするの…

すばらしい人体―あなたの体をめぐる知的冒険

すばらしい人体――あなたの体をめぐる知的冒険 作者:山本 健人 ダイヤモンド社 Amazon 山本 健人著。人体の仕組みと医学の歴史を分かりやすく説明してくれる本。平易な言葉を使っており、あっさりした文体なのでとても読みやすい。書名のとおり、人体の素晴ら…

もうあかんわ日記

もうあかんわ日記 (コルク) 作者:岸田奈美 コルク Amazon 岸田奈美著。「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」に続いて読む。著者が自らの悲惨な状況を喜劇として書けるのは、自分を客観視できているからであり、同時に笑いの効能を信じて…

ヒカルの碁(1)~(23)

ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:ほったゆみ,小畑健 集英社 Amazon ほったゆみ原作、小畑健画。この本がきっかけで長男は囲碁を覚えてくれた。性にあっていたようで、今では詰碁本などを手に取って研究している。私の亡くなった祖父の碁盤を…

センゴク権兵衛(16)-(25)

センゴク権兵衛(18) (ヤングマガジンコミックス) 作者:宮下英樹 講談社 Amazon 宮下英樹著。仙石権兵衛を描いた「センゴク」シリーズをこれまで通して読み直してきたが、全てはこの18巻および19巻のために描かれてきたのだろう。と、思えてしまうほどに…

徒然草を読む

徒然草を読む (講談社学術文庫) 作者:上田 三四二 講談社 Amazon 上田 三四二著。重い病を患った著者は、その人生を見据えながら「徒然草」を読み込み、無常(誰しも死が目前に存在する事実を受け止めること)の中でどう生きていくか、兼好法師の思考を追っ…