雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

明日香村など

両親と一緒に小旅行。散々道に迷ってくたくたになって到着した最初の目的地は橿原市昆虫館。ヘラクレスオオカブトなどを見るのも悪くないが、昆虫館の魅力は放蝶館。温室に咲き乱れる南国の花、そこを飛び交う美しい蝶々。父母は初の昆虫館だったようで、色々と驚いていた。

 

次は石舞台古墳。教科書で見たとおりの立派な石組みだ。ひとつひとつの石の大きさは、外から見るより古墳の中から見上げたときに良く分かる。その後に行ったキトラ古墳では、子どもと一緒に古銭づくりや銅鐸づくり。

 

最後に出かけた葛城市の相撲館「けはや座」は、相撲資料館としても使えるのだが、何より良いのは老若男女、誰でも本物の土俵に乗れること。せっかくの機会なので、長男と一緒に塩をまいて、全力で取り組んでみた。これは他では体験できない、楽しいものだった。もう少しインバウンド向けに整備したら、かなり当たるのではないかと思う。

 

宿泊したホテルは、温泉もあり、夕食・朝食いずれも大変美味しくて満足だった。昼食はコンビニのパスタやマクドナルドで、旅行気分が全く感じられなかったが。

 

今回の小旅行を通して思ったのは、子どもが成長しているということは私も年を取っているということで、当然に私の両親も相応に老いている、ということ。自分の親の老いを受け止めるのはなかなか難しいが(自分自身の老いを受け止めるのはもっと難しい)、まずは現実を直視しなければ。誰しも平等に年を取るのだ。一方で、寿命を延ばすのは難しくても、健康寿命を延ばすこと(健康維持)は努力である程度はなんとかなる気もする。

 

f:id:irota:20211113161024j:plain

石舞台古墳