米原 万里著。小咄の構造、オチの作り方、様々な工夫(話の順序を変える/視点を変える/話者を変える)等がコンパクトにまとまっていて参考になった(・・・何の参考になるのだろうか?)。なお、小泉政権を批判する文章が多すぎるのは、本書のテーマからすると合わないと感じた。もったいない。
本書を読んだ後で知ったのだが、著者は、本書を書いて間もなく亡くなったそうだ。享年56歳とは、若い。もう一冊読むなら、「オリガ・モリソヴナの反語法」または「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」か。
米原 万里著。小咄の構造、オチの作り方、様々な工夫(話の順序を変える/視点を変える/話者を変える)等がコンパクトにまとまっていて参考になった(・・・何の参考になるのだろうか?)。なお、小泉政権を批判する文章が多すぎるのは、本書のテーマからすると合わないと感じた。もったいない。
本書を読んだ後で知ったのだが、著者は、本書を書いて間もなく亡くなったそうだ。享年56歳とは、若い。もう一冊読むなら、「オリガ・モリソヴナの反語法」または「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」か。