約7~8日前、長男が風邪のような症状。頭がくらくらする、喉が痛い等。急に寒くなってきたし、風邪をひくといけないね、などと言いながら様子を見る。
6日前、長男回復。世間ではインフルエンザが流行っているらしいので心配していたが、よかったよかった。
5日前、妻が発熱、頭痛の症状もあり、昼から寝込む。クリスマスケーキは明日食べるから、と言うので冷蔵庫に置いておく。
4日前、妻は起きられず、寝室で寝たきり。私は仕事に行くが、昼過ぎに寒気がする。これはまさか・・・と思いながらも、仕事を進める。咳が止まらなくなってきた。フラフラになって家に帰り、体温計が37.3℃あることを確認して倒れこむ。妻は少し体調回復したようだが、ケーキは食べられず(→結局長男が食べる)。食事は朝にリンゴ、昼に蜜柑、夜に雑炊。
3日前、最高体温38.6℃。ひどい頭痛。喉も痛いし鼻水も出る。何もできない。職場に連絡。これはインフルエンザに違いないと思い、近くの内科を調べるが、どこも診療予約が満員でとれない。インフルエンザの大流行のせいでもあり、木曜日は病院が休みのところが多いからでもあるし、時期が年末だからかもしれない。病院が診てくれない以上、寝るしかない。家にあった風邪薬を飲んでひたすら寝る。妻も同様に発熱(37℃台)、ひどい頭痛のため寝たきり。長男は何とか自力で食事(パン、グラノーラ、レトルト、冷凍食品のローテーションでしのぐ)をとり塾通い(家庭内隔離生活)。私と妻の食事は朝にパンとリンゴ、昼にパンとヨーグルト、夜に雑炊。食欲はないが、ウイルスと戦う身体にエネルギーが不足するだろうと、無理やり食べる。買い物には行けなかったので、何かしら家の中にあるものでつなぐ。災害対策と同じ話かもしれないが、ある程度の食料備蓄はやはり必要だな、と再確認。
2日前、体温37.3℃。熱はすこしましになったが、寒気は続く。何より厄介なのは頭痛だ。とにかくずっと痛い。ずっと寝ていたので、睡眠も浅くなってきて悪夢ばかり見る。つらい。私にできることはベッドの中でスマホを触ることくらいだが、おそらくこの画面の光がまた頭痛を引き起こしている気もする。しかも調べていたところ、急性脳症のリスクがあるのでロキソニンやイブプロフェンはインフルエンザ時に摂取してはいけないそうだ(アセトアミノフェンが推奨されていた)。って、我が家の過程常備薬はイブなのだが。昨日、何度も飲んでしまっているし、今更慌てても時すでに遅し(仕方なく葛根湯を飲む)。ちなみに妻も起きあがれない状況が続く。我が家はどうなってしまうんだ。私と妻の食事は朝にパンとリンゴ、昼に雑炊、夜にどん兵衛(そば)。
1日前、体温37.0℃。ようやく回復してきたようだ。まだ頭痛と関節炎、寒気は少し残るが、なんとかなるだろうと寝室から出る。しかし昼頃からまた体調悪化で寝込む。頭痛に苦しむ。妻は大分回復したようで、家事を任せる(頭痛がなくなったのが嬉しいそうだ)。この日の夕方から、ようやく家族皆で普通のごはんが食べられるようになった。
そして今日、体温は36.0℃。完全回復とはいかないが、明らかに昨日までとは肌の感覚が違う。とにかく頭痛がないのが素晴らしい。「普通の暮らし」のありがたさを実感する。咳はまだ続くので、家庭内でもマスクをしているが、今のところ長男は元気そうだ。このままウイルスが死滅してくれることを祈って・・・。
結局、病院で診てもらえなかったので、今回がインフルエンザだったのかどうかは分からないが、これだけ流行していると報道されているのできっとそうなのだろう(決めつけ)。もっと市販の簡易キットでの判定、それに続くオンライン診療、その結果による処方箋をもとに調剤薬局で薬(タミフル)を処方してもらえるようになれば、もっと救われる人もいるだろうに、誤診や見逃しのリスクを恐れて踏み込めないのだろうか。しかし、病院が満員で患者が診てもらえないことについて誰も責任を取らないのはおかしくないか?現状から制度を変えるときには過度に発生リスクを恐れるが、現状で困っている人については必要性の範囲を狭く考えてしまっているのではないか。