- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2002/08/23
- メディア: DVD
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観たのはおそらく数年振りだ。時々、無性にタランティーノ作品を観たくなることがある。元気がほしいというときのような気もするし、天才を観たいときということなのかもしれない。
それはともかくレザボア・ドッグス(あれ、"RESERVOIR DOGS"だから「ス」じゃなくて「ズ」なんじゃないの?)。おそらく役者以外にはほとんど金を使っていない映画だ。密室劇なので、出てくる背景もほとんど同じ。それでも、ゾクゾクするほど面白いのは、編集と音楽の使い方と、役者の力か。なんであれほどくだらない小話が続くのか、とも思うけれども、あれもやはりタランティーノ作品には欠かせない小道具だし。
最も素晴らしいのは、オープニングテーマ(直前直後の場面含む)のところか。何度観てもほれぼれする。こんな伏線の張り方もあるんだなあ、と。続いて素晴らしいのは、ブロンドによる警官の拷問シーン。たまらないね。私もこういうセンスが欲しい。