雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

訃報:安倍元首相

 

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衝撃的な事件だった。日本で銃撃事件が起きたということ、そして元総理大臣が撃たれて亡くなったということ。いずれも驚くべきことなのだが、一方で、今回のような事件が実際に起きたということは、それは「起こりうる」ことだった(「あり得ない」ことではなかった)ことを意味する。皆が安全と思い込んでいた日本で人が公衆の面前で銃で撃たれることもあり得るし、元総理大臣(で現職の国会議員)が突如亡くなることだってあり得る。

 

死期は序を待たず。死は、前よりしも来たらず。かねて後に迫れり。

 

兼好法師はこう言った(徒然草第155段)。明日の平穏を保証するものなど、何もない。それは誰にとってもそうなのだ。その事実を、ただ噛みしめる。