仕事で疲れてイライラしている日は、早く寝た方が良いと知りつつ眠気に抵抗して夜更かしをしてしまう。特に何をするでもなく、ネットを観たり漫画を読んだりダラダラするだけ。結局睡眠時間が足りなくて、翌朝にしんどい思いをすることになるのだけれど、むしろそれが分かっていながら寝るのを拒否するような傾向がある。
これは一体なんなのかと調べてみたが、もしかすると一種の自傷行為なのかもしれない。社会における立ち位置に不満があり、自尊意識が低く、ストレスの発散・解消が下手なためにマイナスな感情が蓄積していき、衝動的な攻撃性が他者に向かわずに自分自身に向けてしまうという図式にあてはまる。医学的に該当するかどうかはともかく、自傷行為だと考えると対策が立てやすい。自らを傷つけつつも、それが自分可愛さの裏返しなのだと気付いてしまえば、自己との和解はそう遠くない。
社会または自分に不満があるとして、最後はそれを自力で乗り越えなければいけないのだけれど、あまりにも壁が分厚い場合には逃げることも手段のひとつだと思う。その際に大切なのは徹底的な逃げ方であって、中途半端なやり方では駄目だ。忘我の境地に辿り着くまで逃げなければならない。現実逃避も初志貫徹すれば、現実が勝手に変わってくれることも多々あろう。
