雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

夢と現実の違い

 今日寝起きに思ったこと。


 夢の世界は自分と同一化しており、そこで起きる全ての出来事は私と密接に関係している。つまり、私と無関係なことは夢の世界には起こらず、そこでは客観的な見方など必要とされない。もちろん、夢だからといって世界を私の望むようにできるわけでは無いし、嫌な夢もたくさんあるのだが、少なくとも夢の世界で私が疎外されることは全く無い。


 夢の世界は私の頭の中で起きているのだから、その世界が私の意識だか無意識だかと溶け合って同一化していること自体は、当たり前のことなのかもしれない。しかし、この私と世界がしっかり結びついている居心地の良い世界と比べると、目が覚めたときに現われる現実世界の疎外っぷりが凄いので、驚いたり鬱になったり、もう一度布団をかぶって寝てしまいたくなってしまう。