「第三のビール」とやらが売れているらしく、大手4社が競ってその分野に進出中とのこと。それほど話題のものならばこれは試してみなければ、と新発売に弱い私は早速「第三のビール」を買ってみた。購入した商品は、「第三のビール」の先駆けとなった『ドラフトワン@サッポロ』。安い、うん、安いよ。350mlなら、ビールより80円ほど、発泡酒より40円ほど安い。さあ、家に帰って早速飲んでみよう(この時点で口直し用にプレミアムモルツ@サントリーを用意しておいたことは秘密だ)。
味 :薄
臭気:強
後味:えぐみ
結論:不味い
なんだこりゃ。本当に売れてんのかよ、おい。実は発泡酒が出回りだしたときも各社の発泡酒を飲んでみたことはあったのだが、そのときもえらく不味かったことを思い出した(麒麟淡麗ぐらいが許容範囲か)。
私のようにそれほど酒が強くない人間にとっては、酒代など知れており、量より質が大事なのである。そのような者にとっては今回の「ドラフトワン」は許せる味(というか臭い)ではなかった。アルコールだったらなんでもいいんかい。わしゃアル中か。医薬用エタノールもってこい。まあ、なんだ。市場開拓もいいけれど、安かろう不味かろうな商品を作って小銭を稼いでも、酒税率が変わっちゃったら意味無いんだからさ。メーカーさんは美味しいビール作りましょうよ。んで、飲み手も、酒なんて嗜好品なんだから、量とか値段にこだわっちゃダメですよ。ねえ。