雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

落とし物に日本を感じる年の瀬の頃

昨日は忘年会。楽しくお酒を飲めたのは良かったが、支払時に財布が無いことに気が付いて焦る。大いに焦る。友人が立て替えてくれたのはよいが、一体どこで落としたのか?職場か、いや、飲み会直前に寄ったスーパーマーケットだ。しかしもう閉店の時間。その日は仕方なく帰宅し、翌朝に取りに行く。

 

・・・なかったらどうしよう。年を越せないぞ、これは。と、ドキドキしながら店員さんに伺ったら、「えーと、御自身を証明できるものは何かありますか?」と聞かれる。その質問が出るということは、財布の落とし物はきっと届いているのだろうが、カード類はすべてその財布の中にある。これは困った。自分が自分であることを証明できない。とりあえず、名刺やスマホのメール、自宅住所を示す連絡帳など、必死に見せて納得していただき、財布を受け取る。よかった・・・。財布を落としたのに盗られないことに、ここが日本であることを実感する(今年は財布のほか、ICOCAカードを紛失したが、無事に戻ってきて驚いた)。

 

本当はプラスマイナスゼロなのだが、何やら得したような気分になって帰宅。その勢いで大掃除を始める。トイレ、風呂、排水口、換気扇、窓、網戸と一気に仕上げる。掃除しながら大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の総集編を観る。・・・総集編は時系列にドラマが進むだけで、あまり面白くない。というか、この素材をあそこまで面白いものに仕立て上げたのが三谷幸喜のすごさ、ということか。