雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

ウクライナ侵略

露宇戦争。まさか、こんなあからさまな侵略戦争が現代に起こるとは思ってもみなかったが、それは私が日本人で平和ボケしているだけなのかもしれない。各国は莫大な政府支出により軍備を有し、日々それを磨き上げ、計画的に「物語」と「大義名分」と「足掛かり」を作り上げて、着々と準備をしているのだから。

 

さりとて、第二次世界大戦以降の平和維持は、「戦争は経済的に割に合わない」という状況を世界中で作り上げてきたからだろう。それはロシアでも同じはずなので、私としては他国にミサイルを撃ち込んで軍事的に侵略するなんてことは起こらないと思っていたのだ。

 

しかし、現にこうして他国に攻め込む国を、攻め込まれている国の映像を見ていると、日本だって他人事ではないのだと考えざるを得ない。平和は、想像以上に簡単に壊されるものなのだ。

 

紛争自体は、ウクライナ国内で生じているが、経済面で見ると当然ながら世界規模だ。ロシアの経済は壊滅状態で、一方で原油と小麦価格の高騰により世界各国の物価は上昇し、株価は下がり*1、コロナ禍からの景気回復はまた遠のく。勝者など見当たらず、ほぼ参加者全員が負けている。一体、どうなっているんだ。

*1:株価は説明不能なレベルで暴れており、とても手が出せない状況だ。