雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

じんかん

 

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今村 翔吾著。松永弾正久秀の一生を描く、戦国歴史物語。筋書きは読みやすく、熱い何かを感じさせる展開だったが、それは第4章までで止まってしまい、空白の十数年を経て一気に「将軍殺し、主家殺し、大仏焼失」の謎解きに飛んでしまう。これでは松永久秀が何を成し遂げたのかが良く分からない。前半が面白かっただけに、消化不良というか、もしくは風呂敷を広げ過ぎたというべきか。惜しい。

 

へうげもの」に出てきた松永弾正は格好良かったな・・・。今、大河ドラマ麒麟がくる」に出てくる松永弾正もなかなか魅力的だ。