雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

 おそらくは、これまで何度も悩んで、考えてきた結果であろうし、また、各種の自己啓発的書籍を読んできたからでもあろう。いや、もしかしたらこの前海外旅行をしてきたからかもしれないし、ひょっとすると一昨日何故か今頃ドラクエⅥをし始めたり、昨日前の職場に行ったりジムに行って運動したりしたせいかもしれない。


 今日、「突然、自分のことを理解出来た」という体験をした。きっかけは思い出せないが、とある気付きから、ドミノ倒しのように自己理解が深くつき進み、様々な自画像がリンクしていった。「ああ、そうか、自分はこういう人格なのか」と気付く。これはすごい高揚感と安心感(自分に対する信頼感か)をもたらしてくれた。


 結論から言うと、私は「非日常」的なものが好きなのだ。それは旅であったり、小説や映画や芝居であったり、祭りであったり、ギャンブルであったりする。それらが好きなのは、一見ごく当たり前のことであるように思われるが、実際にはどうだろう。普通なら、「日常」を優先させるように教えられてきただろうし、それが良識なのではないだろうか。私自身、「非日常」は「日常」に従属する存在である、と考えてきたし。でも、どうやら私の思考の根っこの方では逆転現象が起きているようなのだ。
 つまり私は「日常」、「必要」、「生活」、「生産」、「蓄積」の世界を、あまり大切にして生きていけないようなのだ。それは良い悪いの話ではなくて、勿論そのことがオリジナリティを持つとかユニークであるという話でもなくて、私は単に「異端」なのだ。どこへ所属しても異端であり続ける私が向かう先は、非日常の世界、遊びの世界なのだと思う。


 いつもの世界から一歩離れて、遊びの世界に来た人を力の限り喜ばせて楽しんでもらって、元気をつけて帰ってもらう。そんな仕事が出来たらいいな、と心から思う。すごい抽象的だけど。具体化はこれからの作業でしょう。
 「非日常がいつの間にか日常になってしまう」心配は、今はあまりしていない。ヒトが生きるために必要不可欠なものが日常だと思うから。「これが必要」という発想と「こうしたら楽しい」という発想はあまり相性が良くないと思うから。