雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

不安がる人に勇気を伝える方法はきっと色々なものがあるのだろうけれど、私の経験上「励ます」とか「その必要性を説得する」ことに効果はほとんど認められない。「突き放す」や「馬鹿にする」は案外ショック療法として効果があるのだけれど、タイミングを少し間違えるだけで取り返しのつかない状態に追い込むことになる。「成功例を見せる」や「自分がお手本を見せる」ことも良さそうだが、おそらくそれよりも良いのは「自分が何かに挑戦してみせて、まんまと失敗して、それでももう一度挑戦する姿勢を見せること」だ。なぜならば、不安の原因は「失敗を恐れる」ことにあることが多いからだ。失敗しても立ち上がること、それは私にも他の人にも何かを生み出しているはず。そんなことをぼんやりと考えてしまった。