- 部下の失敗を指摘するとき、笑ってはいけない。相手は「馬鹿にされた」と感じることだろう(・・・あの人は実際に馬鹿にしていたのかもしれないが)。
- 失敗した人に対して「あの人はこういう失敗をする人間だ」とレッテルを貼るより、(可能であれば)挽回のチャンスを与える方が断然よい。批評家面していても誰も育たない。
- 上司の最も大事な仕事は、部下のモチベーションを上げることだろう。自分自身の意思で高められる人はさておき、誰かに後押ししてほしい人の方が多いだろうから。
- 残念なことに、モチベーションを下げるスキルに長けた人のいかに多いことか(彼らはどこで学んだのだろう・・・?)。
- もしかしたら、管理職という名前がおかしいのかもしれない。「人を管理する」、「仕事を管理する」という言葉の中に、「判断や決断を行う」または「方向性を指し示す」という概念は入っていないのではないか。
- 組織に必要なのは、管理者ではなくリーダーだろう。覚悟を決めて判断する、それを自分の言葉で語って道を指し示す、そこに向かって部下のモチベーションを上げる人。