日に日に暖かくなってきた。今日は天気も良さそうだし遠出してみようか、と名古屋港水族館まで出かける。イルカショーやイワシの群れが見れて楽しかった。長男はダイオウグソクムシとコブダイとチンアナゴが印象に残ったそうだ。渋い。
約半年ぶりの新刊。読めてよかった。もはや主人公が誰なのか分からない作品となったが、とても濃密な時間を過ごせた。この群像劇、さらに登場人物が増えていくことが想定されるが、冨樫先生は最後まで描いてくれるのだろうか。
高野 秀行著。ソマリア連邦共和国内の旅行記。外務省の海外安全ホームページでレベル4の退避勧告が出されている中を、著者は動き回り、人と話し、ラクダの乳を飲み、覚醒植物カート(アラビアチャノキ)を齧る。
いつ殺され、または拉致されても不思議ではない国、という印象があり、私が行くことはおそらく一生無いと思われるが、著者は「リアル北斗の拳」と言いつつ、安全を買うために大金を支払いながらも自由に動き回る。現地への溶け込みっぷりが半端ではない。本書を読みながら疑似体験するだけでお腹一杯である。
人間の好奇心というものはすごいものだと改めて感じた。そして、旅をするということは、この好奇心を満たすための手段なのだ。現地へ行かないと分からないことはたくさんある。
長男がインフルエンザに罹患した。40℃の熱が出て、ひたすら1日中寝ている(昨日は20時間くらい寝ていた。ときおりリビングに来ては、朦朧とした目でオリンピックを見ていた)。保育園のお遊戯会も、週末の習い事も全てお休みだ。一週間登園禁止なので親も仕事をやりくりして何とか乗り切る予定(祖父母の協力をいただきつつ)。問題は、私も妻もインフルエンザウィルスを保菌していることは間違いないので、発症するかどうか、だ。昨年は逃げ切ったが、さて・・・。