雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

VIVANT

www.tbs.co.jp

 

ついに最終回。最後まで見て満足した気持ちと、毎週日曜日の楽しみがなくなってしまう寂しさと。ノゴーン・ベキ(父)の最終標的が公安であることは明らかだったので(本人は日本への恨みはないと語っていたが)、最後まで展開が楽しみなドラマだった。

 

本作は、壮大過ぎる物語を役者の演技力で「見させる」ドラマで、堺雅人阿部寛のW主役が良かった。何より役所広司が素晴らしかった。発する言葉のひとつひとつの説得力が違う。組織を率いるリーダーとして、そして家族を愛する父親として、仕草や表情すべてに魅せられた*1福澤克雄監督は三部作まで考えている、とのことだが、まずは早めに第2部の制作にとりかかっていただきたい。

 

*1:それに引き換え、二代目となるノコルの小者感はどうしたものか。役者の芝居の力量によるものかもしれないが、見ていて違和感を覚えるほどの魅力のなさよ。