雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業

 

 

荻野 弘之著。マルクス・アウレリウスを読み、セネカを読んだ後のエピクテトスストア派の本はしっくりくる。

 

世の中の物事を、私か、私ではないものかに分け、そして私ではないものに対する執着を捨てる。私に世界を変えることはできないが、世界を解釈するのは私である(どう感じるか、考えるかを決めるのは私自身である)。

 

自由に至る唯一の道は「我々次第ではないもの」を軽く見ることである

 

自分自身にそう思われるだけでよい。それで十分である