三連休を利用して、鳥取へ出かけてきた。本当は満点の星空を眺めたくて、「星取県」の愛称がある鳥取に行ってみようと考えたのだが、宿を予約した後で台風14号が発生してしまい、キャンセルすべきかどうか毎日天気予報ばかりをチェックして、旅行中も台風の進路を心配しつつ決行した。残念ながら星空は二日間とも見られなかったものの、それ以外はほとんど台風の被害を受けることなく、素晴らしい鳥取旅行を満喫てきた。
- 鳥取砂丘は思ったより広かった。砂丘と海のコントラストが良かった。
- 足を取られて疲れるが、砂紋を見ながら歩くのは楽しい。
- 日本でここでしか体験できない、というのは強い。
- 汗だくになった後で食べる梨ジェラートは絶品だった。
- 砂の美術館は、(それほど期待せずに入ったのだが)観る価値のある場所だった。テーマがエジプト展というもの良かったのかもしれない。大人の本気の砂遊び。
- 昼食は賀露港の市場食堂。刺身盛り合わせの量に驚く。
- 三徳山三佛寺投入堂は、地上から見上げただけだが感動した。その存在を知って以来、一度拝んでみたいと思い続けてきた国宝。昔の人はすごいものを作ったものだ。
- 三朝温泉は河原風呂が面白かった。街中にあって解放感ありすぎの、正に露天風呂。女性が入るには無理があるかな。
- スマートボールや手打ちパチンコ等のレトロ遊具が楽しめる泉娯楽場は長男のお気に入り。穴に入っても球が出てこないパチンコの何が面白かったのだろうか・・・。
- 夕食は鳥取和牛のステーキ。宿を料理で選んだのは正解だった。
- もしかしたら星空が見えるかも、と思って山道を登って行ったが、薄い雲に阻まれてしまった(お酒を飲むのを我慢して準備したのに・・・)。途中、野生の雄鹿に出会い、一触即発の恐怖を味わう。
- 二日目は大山登山。宿のスタッフの助言を受けて、今日は頂上を目指さずに六合目の山小屋をゴールと設定した。
- 頂上まで昇らなかったのに、途中何度も挫折しかけた。加齢による衰えを実感するが、ずっと高齢の方の集団が楽しそうに登っている(しかも抜かされてしまった)のを見ると、年のせいにするのではなく、自身の運動不足を反省するべきなのだろう。
- 山登りは、準備が大事。まずは筋力、持久力を鍛えること。そして装備(靴、衣類)を備えること。ここに気を付けたら、もう少し楽に行けたのではないかな。
- それでも、六合目まで登って目に入った景色は、まさに絶景だった。そこで食べる弁当は最高。これは登った人にしか見えないご褒美か。
- 下山後、エネルギー補給のため白バラ牛乳で有名な「まきばみるくの里」へ行く。雄大な大山を眺めながら食べるソフトクリームは濃厚で美味しかった。
- 大山という山の大きさ(高さというより、広さ)は想像以上だった。
- 更に奥大山の木谷沢渓流まで足を延ばす。とてもきれいな渓流であったが、さすがに疲れすぎたのかふらふらになる。旅行は予定を詰め込み過ぎてはいけない、と頭では分かっているものの、つい無理をしてしまう。
- 宿に戻り、風呂に入ってしばらく横になる。夕食はしっかり食べる。美味しかった。この地域の水はどこも大山の天然水らしい。蛇口からミネラルウォーター。
- 宿の外は真っ暗。しかし、残念ながら星は見えない。念のため薬(イブA錠)を飲み、ぐっすり眠る。
- 3日目、体調は改善したが、外は雨。ついに台風の影響が日本海側にも現れたようだ。ちなみに足がひどい筋肉痛(その後3日間継続する)。
- 早々にチェックアウトして帰宅の途につく。時折、ひどい風雨になることもあったが、無事に帰宅。
- 土産に大量に買った梨はとても高かったのだが、近所のスーパーでは半額で売っている。産地なのに割高なのは何故だ(質の違い、だと思い込むことにする)?