歳をとり、難病にかかり、苦しみながらも「アントニオ猪木」として生きる姿を追うドキュメント番組。猪木は、年を取ろうが、病気になろうが、どこまでもアントニオ猪木として闘っていた。与えられた命を燃やし、生き様を全身で見せる。「『元気があれば何でもできる』と言ってきた自分が、その言葉ウソじゃないって証明しなきゃいけない。」と笑顔で語る猪木は、しびれるほど格好良かった。
入院中に猪木がつくった詩が紹介されていた。これまでの人生を振り返り、懐かしみ、孤独をかみしめ、そしてまっ直ぐに生きていく。とても素敵な詩だった。
自らの命を燃やして今日まで生きてきた
悠久の時に身を任せ もらった命を大事に生きていく