雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

山中教授、ノーベル医学生理学賞

 山中教授が出演するということだったので、NHKクローズアップ現代」を見た。真面目で朗らかそうな人柄、研究者としての熱い思いが伝わる番組だった。「研究者とは、真理に到達するまでのベールを一枚いちまいめくっていく仕事。幸運にも最後の一枚を私がめくることになったが、それまでの過程において、どの研究者の仕事も同じくらい重要なものだ」という台詞が印象的だった。最後に、これからのことについて聞かれたときに、「このままでは死ねない。iPS細胞を臨床の世界で応用させてから、25年前に死んだ父親に会いにいきたい」という発言をされていて、感動した。すごい人だ。