雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

 竹林を所有する知人からの誘いで、車に乗って1時間半、筍掘り大会に参加してきた。筍掘りなんて生まれて初めての体験だったけれども、コツを教えてもらえば意外に簡単だった。というより、筍自体は周囲に幾らでも生えているので、鍬を手にひたすら土を掘り返す肉体労働をするだけなのであった。


 2時間ほど作業をした結果、山のような収穫物を目の前にして、皆で昼から宴を開く。今日は暑かったので、本当はビールが飲みたかったところ。それにしても大変な御馳走が出てきて恐縮しきりだった。筍を5本も頂き、調理方法等を教えてもらって帰路につく。途中で、また別の知人の宅へ寄り道をしてお裾分けしたところ、驚きつつも喜んでもらえたのが何よりうれしい。


 帰宅して妻に収穫物を自慢し、下茹で処理をしてから、筍御飯と炒め物を作る。筍というものは、皮を剥く前は立派だけれども、実際に食す部分は僅かなものだ。味には少しえぐみがあったけれども、これもまた旬の味わいということにしておこう。来年もまた参加することが出来るなら、何か手土産を持っていかなくては・・・。