雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

阪急百貨店メンズ館

 この2月にオープンしたばかりの、梅田にある男性専用百貨店に行ってきた。衣類、鞄、アクセサリー類に化粧品や雑貨と、本当に全館男性用の店ばかりだった。地下1階から5階まで、各階ごとにターゲットを設定しているようで、確かに店の雰囲気や外装がそれぞれ異なっていることが一目でわかるし、実際に出歩いている客層もかなり明確に分かれていた*1。店側が無闇に誘導したり必死に宣伝したりしなくても、店のコンセプトを明確にして、店舗の外装と従業員の姿勢と商品の配置などで雰囲気を作り上げていれば、客は自分の求めるものに従って勝手に動いてくれるものなのかもしれない。


 それにしても、どこの商品も結構なお値段だ。特に2階と3階はフロア全体が高級感にあふれていて、店の敷地内に入ることすら気が引けるほど。店員の目が怖い。半袖Tシャツで3万円という価格帯を見たのは生まれて初めてのことだった。もっとも、そうした店にだってちゃんとお客さんは入っているわけで、需要と供給はしっかりバランスがとれているんだな、と当たり前のことに感心したりする。

*1:私の場合、地下一階が最も居心地が良かった。気に入った春用コートを見つけたが、結局保留。