大河ドラマ「いだてん」初回を観た。金栗四三(中村勘九郎)の登場シーンは素晴らしい。役所広司と森山未來は安定感がある。ただ、ビートたけし演じる志ん生をずっと観るのは結構苦痛・・・。とりあえず、次回かな。
レストランで待たされた話
基本的に、私は待つことが大の苦手である。渋滞する道路は苦痛でしかないし、混雑が予想される場所はそもそも行かない。だから行列ができるようなレストランにはそもそも行くことがないのだが、先日は久々に待たされた*1。店内に入るのは待たなかったのだが、注文してからが長かった・・・。
親戚皆で行ったので、しばらくは話をして時間をつぶしていたが、さすがにイライラして係の人を呼んで急かす。すると、先に大人のメニューが運ばれてきた。普通、子どもの注文を先にするだろうと思ったが、ともかくも子どもに分け与えながら食べる。ところが食べ終わっても子どもの注文が来ない。
またも係の人を呼んで急かしたが、「もうしばらくお待ちください」とだけ応えてまた待たされる。さすがに我慢の限界だと思い、今どういう状況なのか、見通しはどうなのかと聞いたところ、「これから作るところ」と言われる。それはつまり注文が通っていなかったということ。
聞くと、今日は厨房が人手不足で、時間もかかるしオーダーも混乱しているようだ。それならあらかじめ客に時間を要すると説明するとか、メニューを絞るとか、客数を調整するとか、やり方があるだろうに・・・。待たせるなら待たせるで、子どもに間に合わせの品を提供するとかできたでしょうに、というと、しばらくしてアイスクリームを人数分持ってきた。今出してどうするんだ・・・(待たせた詫びとしてサービスしろ、と要求したわけではないのだが)。
>客をわざと怒らせたい店など存在しない。きっとその日は、店は店で大変だったのだろう。それでも、客は今日のことを忘れることはない。実はその店は、これまで何回も通ってきた店で、かなり気に入っていた店なのだが、たった一回のミスで完全に客の心を離してしまった。これもまた、一期一会という話。
*1:前回は、道の駅のレストランで待たされて憤慨したと記憶している。
2018年の省察と、2019年の指針
一年が終わり、また新しい一年が始まった。終わってしまえばあっという間に思えるが、その過程には色々あるわけで。昨年は祖母が亡くなり、多くの台風の直撃を受け、腰痛は治らず、しかし長男はすくすくと成長し、よく野球やサッカーで遊び、そして仕事の部署が変わり、家族でゆったり過ごす時間のとれた一年であった。沖縄には行けなかったが、家族で東京旅行をしたのは良い思い出だ。
健康面では、目標としていた不眠解消は達成できた。腰痛は、ベッドパットでは治らなかった。整形外科では特に異常は見られないとのことだが。整体も対処療法に過ぎないようだし。やはり運動が大切ということか。今年もストレッチは継続して行う予定。年の後半は、胃炎に苦しんだ。苦しかったのは、胃炎そのものよりも胃カメラ(内視鏡)だったが。今年はピロリ菌をまず退治しなくては。
仕事が変わり、ワークライフバランスの面では楽になったが、つらいこともあった。世の中は思い通りにいかない、ということは前から知っていたが、自分には理解できない人間がいるということを痛いほど思い知らされた。
年齢を重ねるにつれて、体力や好奇心の衰え、病気などを意識することが増えてきた。同時に、「大したことを成していない自分」を受け入れることへの抵抗感が薄れてきた気がする。
続いて昨年読んだ本から上位5点。「小さいことにくよくよするな!(1)~(3)」、「アンダーカレント」、「定年後 - 50歳からの生き方、終わり方」、「卵をめぐる祖父の戦争」、「バッタを倒しにアフリカへ」。次点は「ロング・グッドバイ」、「スキエンティア」、または「外天楼」か。とにかく昨年は「小さいことにくよくよするな!」に救われた一年であった。
次に、昨年鑑賞した映画から上位3点。「ベイビー・ドライバー」、「キングスマン」、「PK ピーケイ」。次点は「もしも昨日が選べたら」。今年はもう少し映画を観たい。
昨年買ってよかったものは、パナソニックのドライヤー。
今年の目標は、まずは「小1の壁」を乗り越えること。家族皆が幸せに暮らせるよう、自身の持てる力を全て注ぐことで支えていきたい。仕事に生活を乗っ取られないこと。あとは、飛行機で旅行すること(昨年から継続。沖縄に行きたい)、腰痛改善(昨年から継続。身体の柔軟性を高め、体幹の筋肉をつける。運動習慣をつけることが大事)。
自分の内面を見つめ、興味や好奇心を枯らさぬようにしたい。継続は力だ。
昨年も同じようなことを思ったが、「〇〇をする」ルールを課すことで習慣をつくることも大事だが、「〇〇をしない」という禁止ルールも持ち合わせていた方がうまくいくようだ。人生は有限であることを意識したい。
大晦日(紅白歌合戦)
今年も今日でおしまい。連日、寒い日が続く。29日に行くときは混んでいたが、親戚の家からの帰路、今日の新幹線はとても空いていた。帰宅後、どん兵衛の天ぷら蕎麦を食べながら紅白歌合戦を観る。全部見たわけではないけれど(前半はほとんど観ていない)、面白かった。以下、感想。
- DA PUMPのU.S.Aは長男が喜んでいた(保育園で流行っていたらしい)。「筋肉体操」三人組も踊っていて笑った。
- 松田聖子はしっかり声が出ていた。やっぱり上手い。安定感がある。
- 椎名林檎と宮本浩次の「獣ゆく細道」は、どうなってしまうのだろうと心配(?)していたが、ギリギリの暴走具合。宮本浩次の声がでかい(笑)。大変格好良かった。
- ユーミンは、とにかくハラハラした。稀勢の里の相撲を観ているときと同じ気分というか。貴重な映像だったとは思う。まあ、仕方ないよね。
- 米津玄師は今回の紅白の目玉のひとつ。とても良かった。
- MISIAは、素晴らしかった。「アイノカタチ」に加えて「つつみ込むように…」まで歌ってくれるとは、泣けた。あの声量、そしてリズムと音程の確かさに感動した。最高。サザンを除けばMVP。
- 石川さゆりの「天城越え」に布袋のギターは合わないだろう。台無しを超えてギャグである。絶対に笑ってはいけない紅白歌合戦。誰か止める人はいなかったのか。
- 一年の最後にサザンオールスターズが聞けたのは幸せだった。サザンが大トリをするというだけで、今回の紅白は観る価値があると確信していた。「希望の轍」、「勝手にシンドバッド」と聴いて思ったけど、やっぱり桑田佳祐は天才だ。ついでに書いてしまうと、翌元日に放送されたサザンの特番も良かった。
- 総合司会がウッチャンで良かった。