雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

新居祝

 友人から引越の報せがあり、和歌山へ行く。緑豊かで海も近く買い物等は便利と素晴らしい立地で、しかも室内は広いしウッドデッキ付きの庭まである。よくもこんな物件があったものだと感心するレベル。うらやましい。

 

 冬に生まれた娘さんも半年経ち、もうすぐハイハイをしそうな予感。一緒に訪問した友人も、年内には下の子が生まれると聞き、なんだかみんな順調に幸せに暮らしているなと感じた(もちろん各自、いろいろ大変なこともあるのだろうが)。

 

 せっかく和歌山まで来たのだし、ということで昼はラーメン、夜は魚料理。日帰り強行日程なので結構疲れたが、たまには楽しい小旅行。

今、生きている自分がここにいるということ

 生に意義や意味や理由などは与えられておらず、各自それぞれが生きていく中で意味づけをするものだろう。自分の人生はその人のものなのだから、どのように生きてどのように死ぬのかは、他人がなんと言おうと、また他人になんと思われようが、皆それぞれ好きなようにすればよい。その代わり、他人にはその責任をとれないという点は理解しておく必要がある。

 

 生は代替性がなく、「2回目」もなければ、「交換」もない、自分にとって一度だけのものだ。どうせいつかは皆死んでしまう。「死んでしまうからすべては無意味」とは思わない。むしろ、いつか来る死の前に、何をしたいか、何を残したいか、という点に焦点を当てることになる。

 

 これは、幼い子でも、親であっても、高齢者であっても変わらない。いつ死ぬかなんて、誰にも分からない。過去に報いるために生きているわけではないし、未来の安定のみを目指して生きているわけでもない。今、生きている自分がここにいる、という点をもっと意識すべきだ。

 

贅沢な一日

 ヒメシャラと紫陽花の花が咲いている。梅雨の日曜日は、意外にも快晴。夫婦ともに運動不足を解消する狙いもあり、少し遠出して、行ったことのない公園へ。出かけるまでは面倒くさそうにしていた長男も、着いた途端に駆け出して、初めての遊具に果敢に挑戦し、原っぱにいる昆虫を捕まえ、とても楽しそうだった。

 

 風が気持ち良い爽やかな天候の下、少し汗ばむほどに身体を動かし、草木に囲まれて昼食をとる。日頃の鬱屈した気持ちが解消され、凝り固まった心と体がほぐれていく。そうだ、自分はこうした時間のために働いているのだった、と、ともすれば忘れがちな「働く理由」を再確認する。子どものために働いている、という考え方も間違いではないかもしれないが、子どもがいるから働き続けられている(エネルギーをもらっている)、という事実もまた真なのだ。

 

 帰りに老舗の茶屋へ行き(店舗は2年前にできたばかりらしく、新しくて綺麗だったが)、妻は抹茶パフェ、私と長男は焙じ茶パフェを頼む。大人には実に美味しかったのだが、残念ながら(?)、この上品な苦みと甘みの組み合わせは子どもにはまだ早かったようだ。「スシローのパフェの方がよかった」とは、さすがに酷い台詞だと思ったけれども。

 

 夕食はシラス丼、エビとアボカドのサラダ、茹でたトウモロコシにビール(アサヒのドライプレミアム)。家族でNHKの「ダーウィンが来た」を観ながら、今日はなんだか贅沢な一日だったと感じた。きっと数年後、数十年後に振り返って、本当に贅沢な一日だったんだなと思い返すのだろう。

 

動物園

 毎朝、Eテレで「0655」を観ている。今週は「上野動物園、準備中」という歌が毎日流れている。開園前の動物園、飼育員さんの仕事ぶりや朝の動物の様子などを眺めているうちに、動物園に行きたくなってきた。

 

 幸い、天気に恵まれ、暑すぎず寒すぎず曇り空時々晴れ。動物園にはこういう天気が最適なのだ。家を出るのが少し遅くなってしまったが*1、全ての動物を見る。手長猿の動きに圧倒され、カバのあくびに興奮し、動かないナマケモノをぼんやり眺め、そして象の食事と水浴びを堪能する。

 

 帰りにはソフトクリームも食べたし、まあ、動物園は楽しいところだ。

*1:最近、長男は出かけ前に30分ほど必ずグズる。叱ると大泣きする。少し時間を置いてから本人が謝って、気を取り直して出発、という謎の儀式。結果として道路が混み、到着は予定より1時間遅れる。なんとかならないものだろうか・・・。

ヒストリエ10

 

ヒストリエ(10) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(10) (アフタヌーンKC)

 

 

 2年ぶりの新刊。相変わらず面白い、のだが・・・。さて、ヒストリエハンターハンター、どちらが先に完結するのだろうか。またはどちらも未完のままで終わってしまうのだろうか。

 

たとえ奴隷の身分でなくとも、誰もが憧れている「自由」は・・・ 結局は柵に囲われた「庭」なんだと思う。広い狭いの違いはあっても、地平線まで続く「自由」などありえない

 

HUNTER×HUNTER連載再開

 HUNTER×HUNTERは、最早中年向けの連載漫画である。したがって、連載再開と言われて「早くジャンプが読みたいな」と目を輝かせる少年などほとんどおらず、「富樫が書くなら俺も仕事頑張ろう」と考える私のような生気の無い目をしたオッサンの方が多いと推測される。

 

 まあ、ともあれ、めでたいことで。

アデノウィルス

 長男の目が充血して腫れていたので眼科で診てもらったところ、「はやり目です。感染予防のため、1週間、保育園はお休みしてください」と衝撃的な通告が。アデノウィルスのための結膜炎で、結構な感染力があるそうな。しかし、1週間とは・・・インフルエンザのとき以来か。

 

 夫婦で休みを確保しつつ、祖父母の協力を依頼し、なんとかして乗り切る総力戦体制。休みの後半は、祖父母の家にお泊りすることに。初めてなので親としては若干心配な面もあったが、無事に成功。やればできるものだ。その日だけは親もゆっくりさせてもらい、仕事帰りに久々の外食。帰宅後もやたら静かな我が家。

 

 何より大変だったのは目薬。とにかく怖がって暴れて逃げる。最初はプロレス技の要領で両手と頭とをロックして押さえつけて目薬をしていたが、涙をポロポロ流して泣くので、まあかわいそうな気にもなるし、そもそも成分が流れて意味がないのではないかと。試行錯誤、紆余曲折はあったものの、最後は必要性をしっかり伝えて、誉めてほめまくって勇気を出させ、成功体験を積み重ねて、なんとか本人の協力を得られるようになったが。やれやれ。