雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

今、生きている自分がここにいるということ

 生に意義や意味や理由などは与えられておらず、各自それぞれが生きていく中で意味づけをするものだろう。自分の人生はその人のものなのだから、どのように生きてどのように死ぬのかは、他人がなんと言おうと、また他人になんと思われようが、皆それぞれ好きなようにすればよい。その代わり、他人にはその責任をとれないという点は理解しておく必要がある。

 

 生は代替性がなく、「2回目」もなければ、「交換」もない、自分にとって一度だけのものだ。どうせいつかは皆死んでしまう。「死んでしまうからすべては無意味」とは思わない。むしろ、いつか来る死の前に、何をしたいか、何を残したいか、という点に焦点を当てることになる。

 

 これは、幼い子でも、親であっても、高齢者であっても変わらない。いつ死ぬかなんて、誰にも分からない。過去に報いるために生きているわけではないし、未来の安定のみを目指して生きているわけでもない。今、生きている自分がここにいる、という点をもっと意識すべきだ。