故人となった小泉氏が県立病院に対してとった言動は、正当な批判とは言えず、実に不当なものだったと思う。更に議員という立場を考慮すれば、ブログが炎上するだけでは収まらないことは容易に想像できたはずだ。にもかかわらず、堂々と実名でブログに書いて、世間に呼びかけるという行動は理解し難いものがある。
常日頃から他人を罵倒しても咎められることのない環境は、きっと人間を堕落させるのだろう。「自分が間違っている可能性」を認識できない人は、自分向けの大きな落とし穴を自ら掘っていることに気付かない。他者を批判するのであれば、自分が批判されることも甘受しなければならない。