- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/11/12
- メディア: 文庫
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/11/12
- メディア: 文庫
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
手塚治虫著。ずっと気になっていた作品を国際マンガミュージアムで発見。手塚先生は「人間というもの」を描く力が凄いと思うが、人間の闇、それも特に男性の醜悪な部分を描こうとすれば性について正面から描かなければならない。愛と欲と性、それらは分離可能なものなのか、それとも渾然一体として不可分なものなのか。人間も、世間体という薄皮を剥がせば獣に過ぎないということを再認識させてくれる作品であり、マイナー作品だからこそ読むべき価値があるという好例でもある。