雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

パピヨン

 フランクリン・J・シャフナー監督。脱獄を決して諦めない主役のパピヨン役、スティーヴ・マックィーンが文字通りタフガイで格好いい。「不屈」であることの強さと凄さがパピヨンの生き様を通して描かれており、特に独房期間の様子は観ていて呆然としてしまうほど。

 
 原住民との交流シーンは必要だったかとか、ハンセン病患者とのシーンは調子良く行き過ぎではとか、2度目の脱獄時に修道院で捕まってしまうのならもっと3度目の脱獄(成功)にもっと焦点を当てるべきではないか、とか、脚本に疑問を感じるところもあるけれど、これが実話だと知って驚くばかり。