素晴らしい番組だった*1。JAZZの基礎知識を押さえつつ、帝王マイルスの音楽人生をたどる内容で、私のようなにわかジャズファンには最高の番組だった。印象に残った場面は、やはり「kind of Blue」の制作時の話だろうか。モード・ジャズって大変なのね。他にも、ビバップに挫折したことがあのミュートトランペットを生み出した話とか、ジャズが都会の夜に合う理由とか、聞く事全てが面白かった。
番組進行役である菊地成孔氏のマイルスへの熱い想いが全面に出ており、すっかり感化されてしまった。これからしばらくはマイルスを聴いて過ごそうと思う。