雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

姪の誕生祝

 姪の誕生祝いをする。生後数週間の新生児。赤ちゃんとはこれほど小さかったかと驚く。長男は、最初はどう接してよいのかと、若干不安そうだったが、次第に打ち解け(?)、可愛がっていた。皆に愛され、すくすくと育っていきますように。

 

 久々の遠出だったので、帰りにイルカと遊べる施設へ立ち寄る。長男は「イルカのトレーナー体験」に参加し、触ってみたり餌をあげたり、ジャンプの指示をしてみたりと、かなり楽しそう。ただ、そこからの帰途は悲惨だった。昼のレストランで1時間近く待たされ、高速道路は大渋滞。・・・しばらく長距離ドライブは避けたい気分。

 

自転車

 長男は自転車の練習中。バランスを取るのが苦手のようで、結構長い期間、でも1日あたりだと短い時間で練習を継続している。一度コツをつかんでしまえば、大丈夫なんだろうけど。

 

 今日も練習しようかと声をかけたら、今日はお父さんの自転車に乗りたいと話す。それじゃあ君の練習にならないでしょうが、と返したが、「後ろからペダルの漕ぎ方を研究する」とのこと。まあたまには良いかと思い、ヘルメットをかぶせて後ろに乗せる。

 

 「飛ばせー!」「全速力だー!」「ブレーキを壊せー(?)」と言いながら、カーブなどでは「ひゃー」と叫ぶ。怖いながらも楽しいらしい。下り坂は、さながら人力のジェットコースター。しばらく走って、私がエネルギー切れで終了。さて、練習になったのかな?

秋の行楽

 田んぼに咲く彼岸花キンモクセイの香り。少し冷えるね、と朝に声を交わし、夕焼けの茜色にしばし見惚れる。本当に、秋が来たんだな。

 

 朝はホットコーヒーが美味しく感じる。昼に麦茶を作るのを止め、熱い焙じ茶を淹れるようになった。今日の夕飯は秋刀魚の炊き込みご飯。美味しくできたが、炊飯器に魚のにおいが残るのが難点か。

 

 外で気持ち良く遊べる季節、ということで、最近は週末の度に出かけている。先日挑戦したフィールドアスレチックは、途中脱落できないという観点で、長男にはまだ早すぎたかもしれない。果敢に挑戦していたけれど。

 

 秋はイベントも多い。お祭りに運動会と、楽しい行事が続くのはうれしいが、家でのんびり過ごす休日が無いのは困る。子どもと違って、親は体力に限りがあるのだから。などと言いつつ、今日もお出かけ。私も、子どもの頃はゴーカートが好きだったな。

飲み会

  有朋自遠方来、不亦楽乎。東京と名古屋から友人が遊びに来てくれた。珍しく京都駅周辺の居酒屋で呑む。家族の話、仕事の話、近況報告。あっという間に4合瓶が空いてしまった。

 

 何か目標を掲げ、または熱心に取り組んでいる友人の話を聞くと、自分はなんとダラダラとした生活を送っていることか、とも感じるが、焦ったところで薄っぺらい自分が変わるわけでもなく、これは一体どうしたものか。説教をされるでもなく、自慢をされるでもなく、それでいて刺激を受ける人間関係というのは、有難いものだ。

ペコロスの母に会いに行く

 

ペコロスの母に会いに行く 通常版 [DVD]

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 森崎東監督、岩松了*1主演、岡野雄一原作。認知症の母、子、孫の3人を中心とした日常の物語。

 

 誰もが老い、いつかは呆ける。それでも、その人間の中には、過去には、物語がたくさんつまっているわけで、何も新しいことのインプットだけが重要とは限らない。つらい状況の中にこそ、ユーモアは輝く。華やかさはないけれど、温かみのある、良い作品だった。

 

 個人的に気に入ったのは、主人公ゆういちの幼いころの父親のエピソード。酒乱で飲んだくれのダメな父親だったが、ふと突然夜中に目を覚まし、隣で寝ている子どもを「脈がない!」と医者の家まで連れていき、眠っているだけだと医者に怒られた後、子を背負ってトボトボと家に帰る場面。しかも雪が降ってきてふたりとも風邪をひいてしまう。怖くて迷惑で駄目な父親の典型なのだが、それでも子どもにとっては、「大好きなお父さん」なのだ。泣ける。

 

 家族というものは、メリットや効率性だけでは(それらが有る方がもちろん良いんだけれど)測れない、不思議なものだ。どうせこの世に完璧な人間関係などないのだから、家族についてぐらい、良い面ばかり覚えてあげる方が良いかもしれない、という気がする。

*1:川の底からこんにちはで、役場に勤める叔父さん役を演じていた役者さんだ。

喧嘩稼業(7),(8)

 

喧嘩稼業(7) (ヤンマガKCスペシャル)

喧嘩稼業(7) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

喧嘩稼業(8) (ヤンマガKCスペシャル)

喧嘩稼業(8) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

東京タラレバ娘(8)(9)

 

東京タラレバ娘(8) (KC KISS)

東京タラレバ娘(8) (KC KISS)

 
東京タラレバ娘(9)<完> (KC KISS)

東京タラレバ娘(9)<完> (KC KISS)

 

 

 完結。まあ、東村アキコ先生のフィクションは出オチ型なので*1、山場は最初にあって、物語の最後はこんな感じなのでしょう。ただ、あとがきで作者が「私がこの作品で言いたかったのは・・・」と書いてしまうのは、反則というか、一寸どうなのかな、とは思う。

*1:「メロポンだし!」や「主に泣いてます」等も出オチ型。私は、実話・エッセイ系の作品が著者の真骨頂だと思っている。「ママはテンパリスト」とか「かくかくしかじか」など。「ひまわりっ健一レジェンド〜」についても、フィクションの体をとりながら実話がベースにあるから面白い。