雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

屋久島旅行(3日目)

早朝5時に起床。宿のオーナーと一緒に浜辺に行き、ウミガメの赤ちゃんが海に向かう様子を眺める(昨日は産卵を終えた親亀も見れたそうだ)。小さなウミガメが懸命に海に向かって進む様子はなかなか感動的だが、無事に成長して親亀として帰って来れるのはごくわずかとのこと。

 

朝食後、今日は島をドライブで一周することに決定。西部林道は細くて暗くて運転する側には過酷だったが、幸い交通量も少なく、シカや猿を眺めながらゆっくり進む。大川の滝と千尋の滝を見て、途中でものすごいスコールに遭い、また昨日のジェラート店に行き、早めに土産を購入するなど、ゆっくり過ごす。

 

今日の夕飯は宿ではなく*1、空港近くのイタリアン「イルマーレ」。シェフがひとりでされており、客も予約者だけに制限していたからか、ゆったりしていた。私たちが入店したあと、7時過ぎには看板を「closed」に変えていたし。ここはジビエを取り扱う店とのことで、鹿肉を使ったパスタを注文(先ほど「可愛いな~」と言って眺めていた鹿を食べていると思うと人間の業を感じたが、美味しくいただく)。デザートに注文したのは「sfogliatella(スフォリアテッラ)」。旅行の数日前に観たEテレの英語番組でイタリアのデザートとして紹介されていたもの。こんなかたちで食べることになるとは、人生は不思議なものだ。なお、めちゃくちゃ美味しかった。

 

西部林道の鹿と猿

たんかんのジェラート

sfogliatella(スフォリアテッラ)

 

*1:最終日は奮発して民宿ではなくホテルにしたのだが、朝食だけのプランだった。