- 作者: スコットフィッツジェラルド,Francis Scott Fitzgerald,村上春樹
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
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村上春樹にとって最も大切な小説ということで読んでみた。読者によっては、訳者あとがきが一番興味深い内容なのかもしれない。もしも原作が英語のまま読めるのであれば、私にもこの本の大切さが分かるようになるのだろうか。
実は先に映画を観ていたので粗筋は知っていたし、ギャツビーはロバート・レッドフォードの顔で固定してしまっていたのだが、改めて小説として読んでみると、映画とは似て非なる物語だった。なるほど確かに美しい物語だと思った。過ぎ去った時間は戻らないし、過去の出来事は消せはしない。この真理を、おそらく人類は有史以来無限に反芻してきただろうし、これからも永遠に噛み締め続けるのだろう。
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2006/11/02
- メディア: DVD
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