2008-08-18 忘れない工夫 雑感 盆が明け、死者はまた墓に帰る。忘れたくないあの人の記憶も、また日常の中で薄れていくのだろう。脳に刷り込むことが出来ないのであれば、肉体に刻み込むしかあるまい。数珠でも入れ墨でも、手法は幾らでもある。そのようにして、死者と共に生きてみる。いずれ私の身体は、たくさんの他者の死に包まれていくのだろう。