雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

お盆休み

 盆休みということで、親戚廻りと墓参りの日々であった。あとは飯と酒と高校野球と昼寝で終わってしまった。それにしても暑かったなあ。・・・明日から仕事なんて、そんな非道な。少し思ったことを、いくつかメモ。

  • 先日死んだ従兄弟の初盆。まさかこの年で墓参りをすることになるとはね、と色々思うと、どうしても泣けてきた。私が生きている間、こうして弔うべき死者が増えていくのか。どうしようもないが、つらいな。
  • 約3日間、ネットを断っていたが別に困ることもなかったような。ま、巡回サイトは結局まとめて見ることになったけれど。なんとなく時間に余裕があり、平和だったような気がした。
  • (敢えて興味の無い分野に飛び込んで)新しい情報への好奇心を維持し続けることと、(下らない事柄に割く時間を減らして)重要な項目へ時間を優先的に配分することのバランスは、解決不可能なテーマなのだろうか。
  • ネットをつけなかった分、テレビを見る時間が増えた(親が常時テレビをつけっぱなしにするので仕方なかったわけだが)。出演者も番組の内容も興味を持てず、世の中に取り残された感があって、とてもつらかった。
  • テレビ番組で政治問題を取り上げるときは、芸能人の不倫問題と同じ雛形で番組の構成を行っているのではないか、と感じた。というか、これが俗に言う「劇場型」、もしくは「政治のワイドショー化」なのか。しかし、そんなに煽って盛り上がるほど政治って面白いものだろうか?
  • 観て良かったテレビ番組もあったけど。ひとつはNHKの戦争特集ドキュメントシリーズ。A級戦犯は何を語ったのか〜東京裁判・尋問調書より〜パール判事は何を問いかけたのか〜東京裁判・知られざる攻防〜。この時期になると必ず持ち出される「A級戦犯」と「東京裁判」について、実はその意味や経緯をほとんど知らずに議論している場合が結構あるのではないか、と感じた。国家(とその指導者)を裁くということは単に正義と悪、または勝者と敗者の2項対立では当然どこかに矛盾が出てくるわけで。
  • もうひとつ面白かった番組は、高校野球日南学園(宮崎)VS桐光学園(神奈川)ぐらいしか通しては見ていないのだけど、非常に見応えがあった。ファンでもないのに観ていて興奮するのは、高校野球の素晴らしいところ。高校球児はすごいなあ。
  • 以下、盆休みに読んだ本をまとめてメモ。