雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

NHKスペシャル「プラネットアース」

 1400トンの巨木。飛べないのに木から飛び降りるオオトリの雛。17年間地中で暮らし、数億(兆?)匹が一斉に地上に出て、森中の動物に食われ、残ったもので子孫を残して数日のうちに死んでしまう17年ゼミ。私が生まれた星はすごいんだな、と素直に感動する。


 マダガスカルバオバブは、一年に一度、雨季の夜に花を咲かせるそうだ。なぜ夜なのかというと、それは花の蜜を吸いに来る蛾(夜行性)に受粉を助けてもらうから、とのこと。ただ不思議なのは、バオバブという植物自身は、蛾が花粉を運んでくれることを認知してはいないはず、ということ。単に昔は花を昼に開く種類と夜に開くものと両方あって、進化の過程で昼に開く種類が淘汰されたということだろうか。仮にそうだとしても、バオバブは蛾が地球上に現われる前、どうやって受粉していたのだろうか。んー。


 来週のテーマは深海。光も届かない、地上から最も遠い世界。いよいよプラネットアースも最終回か。