雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

郵便不正事件

 村木氏は無罪になった。すごいことだ。この事件は総括する、または更に深く掘り下げる必要があるだろう。ただし、このことをもって小沢氏なり鈴木氏に対する検察捜査を不当とする関連付けは、筋が違うと思う。

  1. 不正な検察捜査による他の冤罪の有無
  2. 主任検事個人の責任か、それとも組織的なものか
  3. 検察の捜査を監視することの是非およびその体制の構築
  4. 何故、村木氏が最初からターゲットにされたのか(構図を描いたのは誰か)
  5. 郵便不正事件自体は事実発生していたわけで、再度事件の全体像の整理(再構成)
  6. その他、似非障害者団体による様々な制度悪用や口利き等の実態


 あと、今回の事件について、当時、村木氏が「容疑者」になっただけで嬉々として叩きまくった人は、結果について責任を取るべきだろう。当時のニュースやコラム、ブログ等を少し検索するだけで、よくもまあ好き勝手書けるものだと呆れる記事(名誉毀損で訴えられてもおかしくないレベル)がたくさん出てくる。言論の自由を享受するのであれば、言ったことの責任は負わなくてはなるまい。責任といっても、「私が誤っておりました。ごめんなさい」と言うだけだが。