雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

胃不調

毎年受けている胃がん検診で初の「要精密検査」を受ける。結果通知「胃がんの疑いあり」を見た瞬間は手が震えた。すぐに図書館へ行き胃がん関係の本を2冊借りる。胃がんとはどういう病気か、これからどのような治療をしていくのか・・・想像しただけで気が遠くなる。

 

読了後、自分は胃がん患者なのだと多少なりとも覚悟を決め、消化器系の病院に行く。ところが医師曰く、「あ~、ピロリ菌の治療済みですか。基本的にね、ピロリ菌になると胃が荒れやすくなるのでバリウム検査では分からないんですよ。一度、内視鏡で観てみましょう」とのこと。またあの胃カメラの苦しみを味あわないといけないのか・・・。しかもこれまでのバリウム検査は意味がなかったのか(それをきっかけに通院したのだから無意味でもないが)。

 

そして胃カメラ当日。前回、別医院で受けた胃カメラが苦しかったことを伝えると、「では鎮静剤を使いましょう」と処置してくれる。その後、気が付いた時にはすべて終わっていた。全く記憶がないが、胃カメラで撮影した写真を見せてくれたので処置はしてくれたようだ。これなら胃カメラも怖くない。医師曰く、「まあ、胃の中はきれいに見えますが、一部荒れているかな」とのこと。念のため組織を切り取って検査するらしい。

 

で、2週間後に検査結果を聞きに行くと「癌は見つかりませんでしたが、まだ分かりません。しばらく様子を見て、3カ月後に再検査しましょう」とのこと。まだ終わらないのか・・・。

 

その後、「胃は歳をとらない」を読み、胃の調子を整えることに気を配る日々を過ごす。寝る前は食べない、ストレスを減らす、LG21ヨーグルトを食す、漢方なら六君子湯、何より運動し、睡眠時間を確保することが大事だと。しかし、本書で胃がんの最大の要因とされているのはピロリ菌。もう少し早く治療していればなあ、と悔やまれる。

 

さらに3か月が経過した。再度胃カメラを飲み、検査をしてもらう。結果は「癌は見つかりませんでした」とのこと。ようやく一安心(多分)。ただ、過去のピロリ菌感染が原因で胃壁が荒れているため胃酸が逆流しやすいとのこと。特に対策はなく、暴飲暴食や睡眠前の食事をやめるくらいしかない。今後とも定期的な胃カメラ受診が必要とのこと。

 

もし自分が胃がんだったら・・・と考えたことは貴重な機会だった(もちろん、ガンが見つからなかったから言える台詞ではある)。このまま死んでしまうのか、今何をしたいのか、残りの期間をどう過ごすべきか。こうした問いは日常では出てこず、死を意識しないと浮かんでこない。しかしながら、誰しもいつかその日はくるので、何気ない日常の中に死を設定するべきなのだと思う。今、本当に自分がしたいことは何なのか、死ぬまでにすべきことは何なのか。この問いよりも重要なことなど、人生にあるだろうか?