雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

春が始まり、すぐに過ぎ去る。

 

今年も、気が付けば桜が散ってしまった。

 

花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。雨に向かひて月を恋ひ、垂れ籠めて春の行方知らぬも、なほあはれに情け深し。咲きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭などこそ見どころ多けれ。(徒然草

 

兼好法師は仰るが、やはり桜が散っていく様は物悲しいもので。気候が暖かくなってきたのはありがたい。子どもは中学入学、仕事は相変わらず忙しい。年々、春が短くなっている気がする。もう初夏か。