ジャド・アパトー監督、スティーヴ・カレル主演兼脚本兼製作総指揮。下品で楽しく、そして愛のある面白い作品だったが、展開がくどいし、一本調子であるため、「もっと面白くなっただろうに」と悔やまれる一本。
まあ、それらも含めてコメディ映画の王道であり、家族で観るべき映画ではないが、気楽に楽しめる作品ではある。主人公が勤める小売店の店員が全員(愛すべき)ロクデナシだったのが良かった。
主人公がフィギュアオタクである点、ゲームがよく出てくる点、不思議なほどによく登場する日本語や日本料理店。スティーヴ・カレルはよほど日本文化が好きなのだろう。