東京に住む親戚が近くに来たので、珍しく飲みに出かける。オーダーに応えて、先斗町で食事。と言っても、そんなところに知っている店はないので、食べログで調べただけだが。
待ち合わせは三条大橋。少し時間があったので、鴨川沿いをぶらぶら歩く。川沿いには、歌を歌う人がいて、楽しそうなカップルが居て、ただ楽しそうにおしゃべりする酔っ払いがいて。川を眺め、橋を渡る人々を眺めるこの感じ。懐かしい。水にしろ人にしろ、「流れ」をぼんやり眺めるのは、楽しく、同時に、切ないものだ。自分だけが流れていないという不思議な感覚。
そんな懐かしい感覚に浸るのもつかの間、親戚(と、親戚になる予定の人。)と合流して食事をする。初対面なのでお互い少し緊張しつつも、楽しいひと時を過ごす。自分が結婚するときの諸々の事項を思い出して、またも懐かしい気持ちになる。ノスタルジックな一日だった。