- 作者: ドン・ウィンズロウ,東江一紀
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/08/25
- メディア: 文庫
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ドン・ウィンズロウ著、東江 一紀訳。読み終わるまでの間、続きが気になって仕方なく、毎晩睡眠時間を削るはめになった。圧倒的なスケール(アメリカ合衆国と中南米全土を舞台にした30年間におよぶ叙事詩!)、癖のある登場人物(私は大桃が好きだった)、強烈な暴力、まるで強制されているかのようにページをめくってしまう。すごい本だ。
「ワイルド・ソウル」も素晴らしかったが、暴力性では本作がはるかに圧倒する。人がゴミのように死んでいく物語。ドン・ウィンズロウ著作では、続いて「フランキー・マシーンの冬」も読んでみたい。