雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

身の回りのものを処分する

 引越しに備えて、衣類、書籍、家具などを処分している。今日は、なかなか手が付けられなかった「思い出の品」関係。


 写真や手紙は、今後見返すことなどまず無いはずなのに、とても捨てにくい。手紙がメールになってからは、処分するのに躊躇しなくなったが、手紙はその人がかけた時間や思いが直接的に表れてくるので、捨てるのは忍びなくなってしまう。結局のところ、当初予定していた時間の2倍をかけたのに、予定していた量の半分しか処分できなかった。


 捨てることにした手紙についても、全て再読してみた。大変に有り難い気持ちになる。手紙を寄こしてくれたこと自体はもちろんのこと、それぞれ当時のことを思い返してみて、自分が多くの人の世話になって来たのだなと改めて痛感した。同時に、いかに自分は恩に報いず、人の縁を大切にしない者かと反省した。感謝と、そして申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。