雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

この世でいちばん大事な「カネ」の話

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

 西原理恵子著。つかみどころが難しい「カネ」に対して、自由や自立の手段であり、社会とのつながりのツールであり、そして希望の根源でもある、と様々な切り口で語っていくエッセイ。結局、働いて金を稼ぐことが、人としての矜持なのだろう。


 「どう生きるべきか」という大きすぎる悩みはさておいて、まずは働いて金を稼ぐ。それと並行して、どう稼いでいくかを考え続ける。その「どう」というところに、その人の人間性が現れるのだろう。

「最下位」の人間に、勝ち目なんてないって思う?でもね、「最下位」の人間には、「最下位」の戦い方ってもんがあるんだよ。