企業マーケティングは文化も生活様式も価値観も、つまりは「国のかたち」を変えてしまう。社会が自然と変わっていくのを待つのではなく、企業が自ら変えていこうとするところがすごい。
ユニリーバのせっけんを使いましょう
彼らのターゲットは貧困層である、と番組では位置づけられていたが、より正確には次のような人がターゲットになっていたと言える。貧困層を単に「食い物」にするのではなく、win-winの関係で市場を拡大しているのだろう。
- 非効率な社会制度、仕組みによって損を被ってきた人
- 非合理的な慣習や価値観によって虐げられてきた人
- 「情報」を共有する仕組みが無いために競争のメリットを受けることが出来なかった人
豊かさを目指して突き進むときの人間のパワーには適わないよなあ。