- 作者: 土田世紀
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1998/10
- メディア: コミック
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全7巻。良いタイトルだな、と思う。傷つき、傷つけられて人は年をとり、いつの間にか「大切なもの」を失っていく。自分を守ろうとしているはずなのに、その過程こそが他人と自分を傷つけてしまう。それでは、その「大切なもの」は取り戻せるのか、人生にやり直しはきくのか、たとえ気付くのが遅すぎて手遅れになっているとしても、それでは果たして今自分に何が出来るのか、・・・ということについて描かれている。こういうテーマを描かせたら、土田世紀氏は流石に上手い。